静脈瘤の状態とは

静脈瘤とは、静脈の内壁の一部が薄くなり、そこに血液が集まって瘤のように膨ら

 

んでしまった状態です。一般的には下肢、主にふくらはぎなどに現れた症状をさ

 

すことが多いです。

 

 
静脈には弁がついており、これによって体の末端へ送られた血液が心臓へ戻っ

 

てくるのを補助しているのですが、何らかの理由でこの弁の機能が弱まると、血液

 

はうまく戻れず、末端にたまってしまうことになります。そうした状態が慢性化する

 

と、静脈はいわばたまった血液で常に内圧がかかります。その結果内壁が薄くな

 

り、そして血液に押される形で一部が膨らんでしまうのです。

 
初期段階では、足が重い、だるい、むくむといった症状が見られます。この段階では、足を少し高く上げて一晩休むと治まりますが、きちんとした対処をせずに放置しておくと、疼痛やかゆみ、こむら返りなど筋肉のけいれんが現れるようになり、やがて皮膚の表面に瘤のように静脈が浮き出てきます。ここまで放置してしまうと完治は難しく、対処療法をしながら症状を鎮めて行くしかありません。
原因は先天的なものや疾患によるものなどさまざまですが、多くの方の場合は、長時間の立ち仕事で血液が下肢にたまりやすい生活をしていたり、妊娠などで下肢に過度な負担がかかるなどがきっかけになることが多いようです。”

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